

清冽な水は以前のままでしたが、全体に浅くなっていました。
台風のときは相当な出水だったと思われます。

いかつい顔つきの9寸イワナ。
純血かどうか不明ですけど、白点は目立たず虫食い模様もなくヤマトイワナっぽい魚体でした。

やさしい顔つきの尺イワナ。
白点が多いニッコウイワナタイプ。

虫クンが釣った泣き尺イワナ。
尾ビレの上部が切れていますね。
仲間にかじらたのか、鳥にやられたのか?


イワナの心が分かるようになったというサウスポー大野も快調に釣ります。
良型イワナが竿を絞っています。

帰り道、ガレ場を突破して勝利のバンザイ。
歩き疲れてはいるものの、いい釣りができてみんな機嫌がよろしいようで。
そこそこ釣れたのですが、実はもっと釣れると思っていたのです。
何せ2年も人が入れなかった(公には)のですから、一人3桁は軽くいけるか、なんて踏んでいたのですが・・・。
でも涼しい場所で快適に釣りができ、美しいイワナたちが遊んでくれて満足です。
10日ほど経ってから楽園へもう一度と思い、虫クンと二人でまた行きました。
ところが、イワナの楽園はここだっけ?と思うほど釣れなくなっていました。
減水して魚が神経質になったことも一因でしょうが、3連休の後ということで釣り人の影響を強く感じました。
相当数、抜かれちゃったという印象です。
川には釣り人と思しき足跡だらけ。
ついでに熊の足跡も。
そしたら本当に川原でツキノワグマに会いました。
距離にして15mくらい。
虫クンが熊に「お〜い!」と声をかけたら、ヌッと立ち上がるではないですか!
立つと虫クンと同じくらいの身長です。
意外とデカイ、こりゃヤバイ。
黄ばんではいますが、くっきりとツキノワが見えます。
とりあえず、にらめっこ。
カメラを取り出そうとしたら、そそくさとクマのほうが逃げていきました。
怖いけど神々しい存在感に圧倒され、美しいとまで思いました。
写真撮りたかったなぁ。

アッいう間に魚影が少なくなったようで、二度目の釣行は苦戦しました。
少しだけでしたが綺麗なイワナに出会えて良かったです。
でも顔に疲れが滲んでいます・・・、フウ。(虫クン、撮影)