テンカラーズ&木村一成写真事務所公式サイト アマゴンスキー on the web テンカラ雑記2014年版 その1

2014 石徹白フィッシャーズホリデー

去る6月7日、8日の両日、「第14回 石徹白 Fisher's Holiday!」が開催されました。
心配された天候も、なんとか持ちました。
自慢じゃないですが、というときはだいたい自慢ですが、近頃の私は圧倒的な晴れ男です。


開会式、左奥から石垣尚男氏、榊原正巳氏、岡田裕師氏、安田龍司氏、吉田和展氏、私、佐藤成史氏。
名だたる大物ゲストに混じってアマゴンも座っております。
ホントは私が末席に座るべきなんですが、佐藤成史さんが譲ってくれませんでした。
(撮影・テンカ←おおっ、ブレてなぁ〜い!)


今年は佐藤成史さんが6年ぶりにゲストで参加され、「C&Rの歩みとこれから」と題し講演されました。


なんと、10キロもの減量に成功!
永く釣りを続けるためにはダイエットして節制しなけりゃいかんのです。


NHK「金とく」取材班が撮影中。


C&Rエリアが設置されても消えてしまったり、有名無実と化した場所もあるそうです。
そんななか、石徹白峠川は自然繁殖により魚影が保たれ、現在まで続いていることは奇跡的なことかもしれません。
佐藤さんも相変わらずの峠川の魚影の濃さに驚いてみえました。
しかし、峠川だけが奇跡の川として孤高の存在であればいいのではなく、多くのC&R河川でこのような成功例が多く出てきてほしいものです。

さて、私が担当した渓魚のカメラ撮影スクールについて報告します。
例年大変なのがモデルになる魚の確保です。
スクール前にキープして水槽で生かしておくという手もありますが、万が一撮影までに死んでしまったらC&Rの趣旨に反します。
もしくは養殖魚を準備しておく手もありますが、被写体としての魅力は低くモチベーションが上がらないかもです。
それに自然繁殖のみの峠川へ、撮影後に養殖魚を放流するわけにもいきません。
かといってC&Rイベント会場で塩焼きにしたりすると、これまた妙な誤解を招いたりします。
やはり、なんとか自分たちで釣るか、名人たちが講師をする実釣体験講座で釣れた魚を拝借するということになります。


初日は、岡田裕師講師のフライ実釣体験講座で尺イワナが出たので拝借しました。
申し分ないモデルさんで、美しい体を皆さん前から後ろから熱心に撮影していました。
イワナは何もいわないのですが、ちょっと顔を赤らめていました。

二日目はスクール参加者に峠川に毎週通う建築士のSさんがいましたから、確実に調達できるメドはついていました。
Sさんの必釣技であれば、厳しい条件でも間違いなく釣れるはず。
予定通り二匹の20センチイワナを採取してくれ、「20cmを尺に見せる撮影術?」の実技講座となりました。
20cmを尺に見せる撮影術とはなんぞや、という方はyossyの動画をご覧ください。

ついでに「TENKARA テンカラ釣りで夕マズメの石徹白 峠川 」も必見です、とさりげに宣伝します。


二日目の撮影実習は2匹のイワナがモデルになりました。
画面右が建築士テンカラ師のSさん。


さてさて、渓魚の撮影で難しいのは、カメラの知識や撮影テクニックよりも、魚をおとなしくさせることです。
気の短い人は、指で魚の頭をパチンとはじいたり、石でゴチンとドついたりしてシメてしまいます。
C&Rでそんなことをしてはいけませんね。
恫喝するとおとなしくなりますが、気の弱い魚だとショック死するのでやはりオススメできません。
んじゃどうするの? 次回の撮影講座に(あれば是非)ご参加くださいませ〜。


テンカがウエーダーを履けるまでに成長しました。
川歩きも虫クン仕込みで、ガンガン歩きます。
キャスティングの練習をはじめましたが、なかなか筋はいいと親バカで思っています。


自然渓流デビュー、小三のコタ君。
ツリキチサンペイのようで微笑ましい。
今回釣ることはかなわなかったけど、管理釣り場ではテンカラで大爆釣を経験済み!
すでにハマッてますから、将来が楽しみです。


撮影スクールが終わって、一人でちょっと釣りをしました。
周りは釣り人だらけ、ものすごいフィッシングプレッシャーですが、それでもなんとか釣れるのが峠川。
二日目に虫クンは早起きして峠川を釣ったようですが、朝はバンバン出たそうです。






  

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