テンカラーズ&木村一成写真事務所公式サイト アマゴンスキー on the web テンカラ雑記2008年版 その2

「好評発売中 実釣!レベルラインテンカラ

2008年3月14日、DVD「テンカラ大王とアマゴンスキーの 実釣!レベルラインテンカラ」がつり人社から発売されました。
テンカラ大王こと石垣尚男先生プロデュースにより、私アマゴンスキーが監督したDVDです。
ご覧になった方々からの評判は上々と聞いて、正直ホッとしています。

このDVDのテーマは、レベルラインテンカラは簡単、よく釣れる、おもしろい、の3つです。
ええっホントかよ、こう言われる方も多いと思いますが、そういう人にこそ見ていただきたい。
テンカラ大王が、30余年に及ぶキャリアから導き出した数々のテクニックを分かりやすく解説しています。
決して「オレが教えてやるよ」といったエラソ〜なハウツーものではありませんので、安心してご覧ください。(o^∇^o)ノ
おそらく見終わった後、目からウロコが落ち、気分も明るくなり、すぐにでも渓流へスッ飛んで行きたくなるはずです。

全体の構成としては、最新タックルとテクニックを紹介するシーンが1/3、テンカラ大王の実釣が1/3、私の実釣が1/3となっています。
普通なら恥ずかしくて出せないシーンも、そのまんまお見せしています。
テンカラ大王を初めてこのDVDで見た人は、なんとまぁ大学教授らしくない人、と思われるでしょう。
逆にテンカラ大王の人柄を知っている人なら、ああ、いつもの大王様だなとニヤリとするのではないでしょうか。
そして、毛バリのタイイングや仕掛けの作り方など、この類のビデオに必ずありそうなシーンはスッパリとカット。
かわりに現場で役立つノウハウと実釣映像に力を入れ、テンカラ師でなくとも釣り好きなら誰もが楽しめるように仕上げました。
やはり釣りのビデオは、釣れるシーンがガンガンないとおもしろくもなんともないですからね。

実釣シーンは民生機(いわゆるホームビデオカメラ)で撮影しました。
ほとんど自分一人で釣りしながら撮るので、小型軽量なカメラが適しています。
さらに足場の悪い渓流をどんどん歩きますので、コケて壊していい(よくないけど)カメラでないと持っていけません。
ということで業務用カメラより画質は劣りますが、テンカラの何たるかは十分に伝わると思います。

この素材をカッコよく仕上げてくれたのが、後輩の映像ディレクター、(株)アルファ・ビューの鈴木信寿君です。
鈴木君はわざわざ現場まで出向いてくれて、大王と私の川原での対談シーンも撮影してくれました。
また彼は陰の監督とでもいう存在で、ビデオに疎い私をうまくフォローしてくれ、編集の総指揮を取る心強い存在でした。
そして、オープニングとエンディングのナレーションは、プロナレーターの近藤浩史さん。
近藤さんは(株)アルファ・ビューの社長で、中部地方でこの人の声を聞いたことがなければモグリといわれる方です。
CG編集の渋谷朋さんも、現代的なカッコよさで映像を仕上げてくれてます。
MAの藤原亮英さんもまさに音の魔術師という感じで、稚拙な現場音をなんとか聞けるレベルにまで修正してくれました。
エンディングに登場するのは、いつも一緒に遊んでもらっている釣友たちです。
ちなみに私はこのエンディングがとても気に入っています。

2002年からプライベートで作り始めたテンカラビデオが元になり、DVDにまで発展して感無量です。
テンカラ大王がプロデュースしてくれなかったら、到底実現しなかったことです。
そして、つり人社さんが発売元を引き受けてくださり感謝の念に耐えません。
これですべてが表現できたとは思っていませんが、レベルラインテンカラ普及の一助にはなったかと思っています。
未見の方はぜひご覧いただき(買ってネ)、お楽しみいただければと思います。
ご注文はつり人社のサイトへ。

  

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