テンカラーズ&木村一成写真事務所公式サイト アマゴンスキー on the web テンカラ雑記2007年版 その1

「川婚式

飛騨金山の益田川(飛騨川)と馬瀬川の合流点にて (撮影、木村敏彦)
指輪の交換をする写真です
真ん中は結婚指輪の製作者、彫金屋銀次郎氏

いろいろと私事あって、テンカラ雑記も長らくお休みしてしまいました。
楽しみにしてくれている方も多いと聞くに及んで、こりゃなんとかせにゃと焦る日々でもありました。
昨年2006年の釣行日数は、例年より激減して指折り数えられるくらい。
釣りに行かないとネタがなく、雑記に書くほどのことがないなぁ〜という日々でした。
先ごろその様々な私事がひとまず落ち着き、少しは釣りに行ける環境が取り戻せそうです。

で、その最後の私事ってのが、川での結婚式、人呼んで(呼ばないか・・・)川婚式!
つまり、川での人前結婚式の略ですね。
この件を自分でアップするのは顔から火が出るほど恥ずかしいのですが、詳細を報告せよと一部から矢のような催促がありまして・・・・。

テンカラ好きの二人が挙式するなら川で、ということで選んだ場所が飛騨金山の益田川と馬瀬川が合流する中州でした。
ウォルター・ウエストンが絶賛したという風光明媚な場所でもあります。
そして飛騨金山は新婦虫クンの生まれ故郷。
その下流の木曽川のほとりで新郎アマゴンスキーがはるか40年前に生まれたわけで、なにか縁を感じます。

挙式当日の2007年5月26日は晴天で青空が広がり、前日までの大雨が嘘のよう。
天気が悪ければすべてぶち壊しという綱渡りのような計画でしたが、正直晴れてホッとしました。
テンカラ界きっての艶やかさを誇るK子さんによる司会、そして音響その他の進行はカンチャンが仕切りました。
このお二人が粉骨砕身してくれたお陰で、この風変わりな催しが実現できました。

結婚宣誓書朗読の後、はるばる四国は高松からお越しいただいた指輪製作者の彫金屋銀次郎氏の前で指輪交換。
そして「かためのテンカラ」の儀なる、二人で一緒に竿を振る二人羽織テンカラを披露。
折からの増水で魚が出るわけはないのですが、二人はウグイでもハヤでもいいからまじめに掛けるつもりでした。

式の後は「合掌庵」という白川郷の合掌造り古民家を移築した宴会場で披露宴。
遠藤師、テンカラの鬼夫妻、テンカラ大王からも心温まる祝辞をいただき、友人や親族の冷やかしを受けたり肝を冷やしたりいたしました。
夜は天野勝利さんのお店「あま乃」にて二次会という、濃いスケジュールの一日でした。


益田川を背景に、参列者に囲まれ集合写真を撮影しました(撮影、村山直章)
堤防や橋の上から飛騨金山の皆さんも祝福してくれ、思い出に残る式になりました


翌日、「あま乃」前で二次会参加者で記念撮影。
後列、ヤマモトクン、おがちゃん、石垣テンカラ大王、天野勝利さん、マツ、西郷アジャリ君、COCOさん、サウスポー大野、大阪中島さん
前列、ムッシュー、カバニィ、タジマッチ、虫クン、ウマニャン、銀次郎さん、榊原テンカラの鬼、クボッチ
前夜に帰ってしまった方々、写ってなくてすみません。
新郎は撮影していますので、やはり写ってませんな。

   

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