私も9月24日と25日の両日をもって納竿しました。
24日は近場の揖斐川水系へ、サウスポー大野、虫クンと3人で釣行。
まったくといっていいほど魚の反応がありません。
夕方になって、イワナが一本釣れただけです。
やっと釣れてホッとするやら嬉しいやらだったのですが、このイワナがなんとも珍妙な顔をしているのです。
下アゴのしゃくれ具合が滑稽な感じです。
パーンと張った尾ビレ、引き締まったウエスト、筋肉質のボディー、でも顔はマズイです・・・。
翌25日はテンカラ大王、スズヤン、タジマッチ、虫クンと石徹白へ。
シーズン最後の日曜日とあって人が多いこと多いこと。
案の定、ほとんど魚は出てきません。
たま〜にポチッと釣れるくらい。
あまりの釣れなさに、スズヤンはテンカラ竿を放って化石調査をしてたとかしないとか。
もう、釣れても釣れなくてもどっちでもいいですぅ。
万感の想いを込めて皆で「蛍の光」を斉唱して、最後の夕マズメが暮れていきました。
ええ〜い、これが目に入らぬか!
ここにおわす方をどなたと心得る、テンカラ大王なるぞ、頭が高い、控えおろう!
って、どこで拾ったの?
実はスズヤンは化石発掘も趣味なんだそうで。
はぁ〜、これでやっと今シーズンが終わったぁ〜というのが正直な気持ちですが、ところがどっこい禁漁期に入っていきなり一大イベントがありました。
それは10月9日、10日の「テンカラフォーラム in 小菅川」です。
テンカラ大王こと石垣尚男教授、テンカラの鬼こと榊原正巳師匠、テンカラ界の巨匠こと堀江渓愚さんの三巨頭が講師という豪華な催し。
老眼天空本舗の倉上さんの呼びかけで、山梨県小菅村にテンカラ狂徒たちが集いました。
三巨頭によるエキシビション、Q&A、毛バリ巻き教室など多彩なプログラムがてんこ盛り。
もちろん冬季限定釣り場とフィッシングビレッジの管理釣り場で釣りもしました。
実釣では堀江さんのドラテン(ドライのテンカラ)を間近で見て勉強させてもらい、高度なテクニックに感心。
さすがにテンカラ界の巨匠の釣りは、毛バリが浮いていても奥が深い!
夜のQ&Aコーナーは
倉上さんの司会進行が絶妙なうまさで、とくに掘江さんとの掛け合いが爆笑モノ。
こればっかりはライブでないとおもしろさが伝わりません。
三巨頭が冗談を交えながら様々な疑問に答えていくという、内容の濃い講習でした。
なかにはどこまでホントでどこからが冗談か分からない話題もあったけど・・・・。
参加者のなかには京都から来たSさんというツワモノもみえましたね〜、京都ゆえにテンカラ狂徒なのか?
テンカラフォーラム開会式。
エキシビションでは三巨頭それぞれが魚を掛けて実力を見せてくれました。
あとこれは内輪ネタですが、知らない間に水面下で結成されていた幻のテンカラユニット
「テンカラ姉妹」が小菅でデビュー(?)
W(ダブルユー)に対抗できるような、歌って踊れて釣れるテンカラ界の実力派アイドルを目指すとか、目指さないとか。
アイドルというには歳が・・・、まぁアレなんですけどね。
まずは姉貴分のK子さんが魚を掛けて貫禄を見せてくれましたな。
弟分の・・・、あ違った、妹分の虫クンはK子さんをリスペクトしてるんだって。
とりえあずイベントも終わり、これで静かな禁漁期が過ごせ・・・・、るのかなぁ〜?