木村一成写真事務所公式サイト アマゴンスキー on the web 2004年版 No.5

甲斐の國にて。


 今年の「てんから幹太BBS会」は、9/23秋分の日に開催しました。中部からはテンカラ大王、田島パパ、虫クン、私、関東からはアワゾー氏、森下さ ん、マツの計7名がワイワイガヤガヤ山梨県の釜無川水系に集いました。人呼んでテンカラ界の「七人の侍」、とは誰も呼んでくれませんね。

 森下さんの声が聞きたいというテンカラ大王のリクエストに応え、森下さんが開会の辞を。
「本日はお日柄も良く、皆様お忙しい中遠路はるばるお越しいただき有り難うございます。釣れなくともぶどう狩りなどの観光もできますのでウンヌン・・・」
 いやぁ〜、マジメなご挨拶でございました。

 BBSの天皇陛下ことカンチャンから「楽しい時間を過ごされることを期待します」とメールにてお言葉を賜り、ポン太さんからも祝電メールがはいりまし た。

 その後、虫クンと森下さんは初顔合わせのご挨拶。
「あのぁ〜、森下といいます。いつもはマツ師匠と今日は来ていらっしゃらないサト−師匠にいろいろ教えていただいていましてウンヌン・・・」
「森下さんっていくつ〜? え、私より若いのぉ〜、キャワイイ〜。ねぇねぇサト−さんってホントにイケメンのいい男なのぉ?」
・・・・。

 関東の巨匠(?)マツがいろいろと釣り場を考えてくれ、超渇水の川、濁った川などを案内してくれました。できるなら、釣れる川へ案内してくれたらもっと よかったです、報告オワリ。(オワルな〜! ← by マツ)

 冗談はさておき、南アルプスや八ヶ岳の水に育まれた美形アマゴや大イワナが期待できるとあって、ここのフィールドを知らない中部組は期待十分。ところが 釣果というのは条件にも腕にも左右されるものでして、釣れる人も釣れない人もいるわけです。釣れない人からは「ニジマスでもいいから釣らせろ〜」の声が。 それは私の声だったりして。「それはオプションになりますので有料です」とアワゾー氏。有料って、ひょっとしてそりゃ管理釣り場のことですかい?

 途中、路傍の小屋で栗を買った大王は、店のオジサン相手に先頃中国にて値切りの極意を体得してきた技を披露。
「オジサン、このキノコ一山1000円は高いなぁ、500円なら買うけど」
「三山買ってくれたら一山500円、しめて1500円でいいよ」
「うんにゃ、一山だけでいいんだけど。え、なに?となりのナスもオマケしてくれるの」
「いやいや、ナスはいかん、仕方がない500円でいいよ」
って、とうとう半額にまけさせちゃいました。
 でも、オジサンは我々の車に頭下げて見送ってくれたから、案外あれで大儲けなんだろうなぁ〜、この戦いはどちらが勝者なのでしょう??

 結局、釣りは巨匠マツの8寸アマゴが一番大きく、数は貫禄で大王でした。虫クンは一日2回はコケるというデフォ・・・、いや初期設定が体にされてるの で、きっちり2回コケましたし、必ず雨を降らせるというデフォル・・・、いや初期設定がインプットされている私は、キッチリ一番いい時間帯に大粒の雨を降 らせてみました。

 釣果はともかく楽しい仲間が集まると一日がアッと言う間に終ります。大王、マツ、私の3人はずーっと昼寝してたからよりそう感じるのかも。「甲斐の國ゆ えに、来た甲斐がありました」と大王の必殺ダジャレでオチがつき、皆のテンションもオチて名物のほうとうを食して散会となりました。

今回は参加できなかった方々も多くいらっしゃいますが、来年は盛大にやりましょう、ね、ポン太さん。

当日の様子は下の写真を見て下さいまし。
いやぁ、森下さんを除いてフマジメな人ばっか・・・。


マジメな森下さんのご挨拶にて開会。
「本日はお日柄も良く・・・」
アワゾー氏とマツ、マジメに聞いてやれよ〜。


巨匠ともなると釣り姿からして違いますな。
ね、やっぱフマジメでしょ。


昼寝中、16文キック×2の32文ロケット砲にてフロントガラスにヒビを入れた大王?
(冗談っすよ、たまぁ〜に本気にする人がいますからねぇ)


農作業の合間のワンショット、ではありません。
大王の奥様お手製の赤飯握りをフライングして食ってるフマジメな人は誰でスカ?


さぁ〜て何をやっているんでしょうね? 乱数幹と言っていたような・・・。
科学するフィギュアのフマジメな鑑賞方法を考えてるみたい。


小沢では20センチに満たぬイワナが呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン。
甲州黒森毛バリで有名なとこだけど、使ったのは白森下毛バリでした。


巨匠が釣りました、8寸級アマゴ。
アマゴが欲しい、アマゴじゃわからん、後ろの正面だぁ〜れ♪


上の個体のアップ、いい顔つきしてますねぇ。
あ、これはマジメな写真です、ギャグはどこにもないったら。


これサンダー・ループ・クロス・アタック(釣り用語でオ マツリを意味する言葉 by 虫クン)って技で釣ったチビアマゴ。
マツと私の毛バリが同じところに落ちて、その二つの毛バリに出ちゃったみたい。
写真がボケてますが毛バリがふたつくっついてるでしょ。
掛けた後にアマゴがあらぬ方向に飛んでいくから、二人してアレ〜!?


最後までフマジメにほうとうを食べる面々、いや麺々か?
ハシの持ち方とその微笑みからして、森下さんだけがマジメってことがわかる。


  

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