木村一成写真事務所公式サイト アマゴンスキー on the web 2004年版 No.1

南国釣行より

テンカラファンの皆様、お久しぶりです。
長らくまともな更新もせずに申し訳ございません。
今年も思いつくまま気の向くままのテンカラ雑記になると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

今回は2004年シーズン初期の釣行からの話題を少し。
この時期は鼻水も氷るかと思うほど寒い日もあります。
川の水温も低く、ボウズをくらうこともあります。
魚は変温動物ですから、アマゴの活性も水温と深い関係があることは言うまでもありません。
テンカラ盛期は藤の花が咲いてからと言われますので、気持ちいい釣りをするにはもうしばらく待たねばなりません。

ところが、日本は思ったより広い!
全国どこでも寒いわけではなく、解禁当初から毛バリにいい反応を示してくれる川もあるのです。
関東の釣友たちがその川へ誘ってくれました。
サウスポー大野と連れ立って向った先はまさに南国、いやぁ〜、暖かい、赤道直下かここは!!!
水もヌルい。(何せ温泉まで流れこんでますし)
美濃、飛騨、信州、三河の川とは比較にならんほど南国的でした。

実は前の週にテンカラ大王がこの川に釣行していたのです。
その時は風が強く条件が悪かったようでしたが、我々は好条件に恵まれたようです。
ライズも多く見ることができました。
大王の事前情報通り、成魚放流が多いのは残念でしたが贅沢はいいません。
もう毛バリに反応するだけでも嬉しいもんです。

どこかって?
それは写真を見て想像してくださいませ〜。

 
地元民と化したマツがリバーガイドをしてくれます。
彼は竿抜けを狙ってボンボン釣ります。
「な、こういうとこで釣れるだろ」って、おお〜い、こっちが客だぞ〜、釣らせろ〜!!

 
テンカラ界の根津甚八ことサトーさんがトロ場で掛けました。
サトーさんもよく釣りますね〜、絶好釣。

 
K子さんが、指差してる先で痛恨の大物バラシ!(おそらく尺上) 
10分ほど魂が抜けてましたが正気に戻ったところで撮影。


一応アマゴらしい雰囲気を持った個体ですが、成魚の名残りがありますね。
ちなみに、この日はアワゾー氏からもらった毛バリで釣りました。
アワゾー氏の毛バリ作りは、もはや文化ですね〜。


夜は森下さんの誕生日を祝ってコテージで乾杯。
こんなリゾート気分でテンカラができるとは思いませんでした。
いっつもサウスポー大野とは車中泊のビンボ−テンカラですもんね〜。
この場をセッティングしてくれたアワゾー氏、K子さんに感謝、感謝。

 

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